今日の行動・メッセージ
2007年4月


4月12日(木)
 温家宝総理が訪日され、衆議院議長、参議院議長をそれぞれ表敬訪問した後、衆議院の議場で、中国の指導者としては彭真全人代常務委員長以来22年ぶりとなる国会演説をされました。
 国会演説自体はNHKで中継されましたので、ご覧になった方も多いかと存じます。この演説の模様は中国全土でも放映されたそうです。

 議長表敬の際の懇談では、日中間の議会間交流が話題に上りました。2005年から衆議院と中国の国会に当たる全人代の間で年1回の定期交流が行われております。また、参議院では今年から定期交流が開始されたばかりです。日本国内でも様々な意見があるわけですから、日中間で意見が異なる部分があることは当然かもしれません。しかし、大切なことは、率直な意見交換を様々なチャンネルを通じて行い、粘り強い話し合いを継続して、相互の信頼関係と合意できる案件を着実に積み重ね、拡大することでしょう。
 北京と東京の距離は、時間的に中国国内である北京と上海の距離とさほど変わりません。政府間、議会間にとどまらず、両国間の人的な交流をさらに拡大・強化する余地はまだまだあると思います。

 
4月11日(水)
 衆議院の招待で来日したドイツ議員団とレセプションで懇談しました。
 外国議員団の来日招待は、各国議会の議長や副議長一行をお招きしているのですが、2年前から、これとは別に、対日友好議員連盟の方々も招待しております。綿貫前衆議院議長が議員外交に力を入れられ、河野議長もその充実強化に努められています。今までにフランスやカナダの友好議連の方々が訪日されています。
 私もその歓迎レセプションに出席いたしましたが、一行の中に東ドイツ出身の議員がおられて、統合後も引き続く国内でのいわゆる「格差問題」についていろいろとお話しを伺うことができました。一行の関心は、地球環境問題や若年者雇用問題にあるようで、短い時間ではありましたが、有益に過ごすことができました。

 ドイツといえば、ワイツゼッカー元大統領の「荒れ野の40年」という演説が有名です。皆さんも「過去に目を閉ざすものは、現在にも盲目である」という言葉は耳にされたことがあると思います。私も深く心を打たれる箇所があり、時折読み返しておりますが、今日の日本では、未来をよりよい社会にしようとするのではなく、変えることのできない「過去」の些事をあれこれ穿鑿(せんさく)して、あたかもなかったものにしようとする残念な動きが責任ある人々によってなされております。
 今年は憲法施行60年という節目の年です。いま一度、ワイツゼッカー元大統領の言葉を読み返してみる必要があるのではないでしょうか。
(写真右はブルーム議員)

 
4月10日(火)
 今年は、憲法施行60周年に当たります。日本国憲法は、あの悲惨な戦争の反省の中から生まれた憲法です。
 同時に、世界各国がその歴史の中で実現してきた人類の普遍的価値を表現したものでもあるのです。イギリスの議会制民主主義、フランスの人権宣言、ドイツの労働者の権利や生存権、アメリカの法定手続(due process of law)など、人類の知恵のかたまりといえるものです。
 また日本は、憲法9条の下で朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争などに参加することなく、この60年、一人の他国民を殺すこともなく、一人の戦死者を出すこともなく過ごすことができたのです。
 衆議院では、憲法施行60周年を記念する行事を行うことになりました。5月3日、4日には、国会議事堂の特別参観も行われます。また、衆議院のホームページに特集を組んで、記念行事に関する情報をご紹介しております。
 現在、国会では新しい時代に対応するべく、憲法について様々な観点から議論を行っているところですが、この記念行事もひとつのきっかけとして、国民の皆様がわが国の憲法が歩んできた歴史を振り返り、あらためて憲法について考えていただければ幸いです。
 (ポスターをクリックすると衆議院ホームページにアクセスします)