今年も「広島・長崎原爆慰霊祈念式」出席

よこみち孝弘ネットワーク通信No.33 2〜3ページ

   ちちをかえせ ははをかえせ
   としよりをかえせ
   こどもをかえせ わたしをかえせ 
   わたしにつながるにんげんをかえせ
   にんげんの にんげんのよのあるかぎり
   くずれぬへいわを へいわをかえせ
                      峠 三 吉


8月6日(月) 広 島

 今年62回目の広島・長崎の原爆慰霊祈念式を迎え、私も衆議院を代表して出席しました。
 久間防衛大臣の「原爆はしょうがない」発言。これを認めた安倍総理。広島・長崎の両会場では、平和への危機感がただよっていました。
 8月6日の広島、9日の長崎の、それぞれの人の発言をぜひ読んで見て下さい。

秋葉忠利 広島市長 平和宣言 より

 唯一の被爆国である日本国政府には、まず謙虚に被爆の実相と被爆者の哲学を学び、それを世界に広げる責任があります。
 同時に国際法により核兵器廃絶のため、誠実に努力する義務を負う日本国政府は、世界に誇るべき平和憲法をあるがままに遵守し、米国の時代遅れで誤った政策に、はっきりと「ノー」と言うべきです。

こども代表 平和への誓い
小学6年生 森 展哉  小学6年生 山崎 菜緒


 平和な世界をつくるためには、「憎しみ」や「悲しみ」の連鎖を、自分のところで断ち切る強さと優しさが必要です。そして、文化や歴史の違いを超えて、お互いを認め合い、相手の気持ちや考えを「知ること」が大切です。
 途切れそうな命を必死でつないできた祖父母たちがいたから、今の私たちがいます。原子爆弾や戦争の恐ろしい事実や悲しい体験を、一人でも多くの人たちに「伝えること」は、私たちの使命です。
 私たちは、あの日苦しんでいた人たちを助けることはできませんが、未来の人たちを助けることはできるのです。



横路孝弘さん、入所者見舞う

8月8日(水)
 横路孝弘さんは、長崎市の「恵の丘長崎原爆ホーム」を訪問し、入所している被爆者をお見舞いしました(写真

 入所者を代表して山田絹子さん(79歳)が挨拶されました。

山田絹子さん挨拶〜 全文掲載

 切実な思いが伝わってきます。
 安倍総理の話は、いつもながら何も印象に残りませんでした。
 原爆は、当事者の話を聞いたり、資料館の資料を見たりしなければ想像力が働きません。
 私は外国からのお客様には、必ず広島の資料や被爆者の絵をお渡ししています。

8月9日(木)
 長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に出席しました。

田上富久 長崎市長 平和宣言より

 日本政府は、被爆国の政府として日本国憲法の平和と不戦の理念にもとづき、国際社会において、核兵器廃絶に向けて、強いリーダーシップを発揮してください。
 今日、被爆国の我が国においてさえも原爆投下への誤った認識や核兵器保有の可能性が語られるなか、単に非核三原則を国是とするだけでなく、その法制化こそが必要です。



8月15日は非戦を誓う日

8月15日(水)
 62回目の終戦記念日の午前中、国立千鳥ヶ淵墓苑に行き江田参議院議長とともに、戦没者・戦争犠牲者に参拝・献花を行い(写真)、その後、河野議長とともに政府主催の「全国戦没者追悼式」出席しました。
 先の大戦で亡くなった人は313万人で、そのうち軍人軍属は242万人。遺骨が帰ってきたのは120万人、日本の領土でさえまだ遺骨が放置されているのです。

 河野議長は「追悼の辞」で、従軍慰安婦問題をはじめとする「日本軍の一部による非人道的な行為」を詫び、戦争放棄を誓った憲法を選択した国民が、戦後の日本を生きてきた思いを「日本国憲法に象徴される新しいレジュウムを堅持する」と述べ、歴史の真実に目を覆い憲法改正を目指している安倍政権をけん制し、あらためてアジアに対する謝罪と現行憲法を堅持するという、政治家として確信に満ちたメッセージを述べました。