平和への誓いあらたに
〜広島・長崎原爆慰霊祈念式で献花〜


よこみち孝弘ネットワーク通信No.30 1ページ

 私はこの夏、広島原爆死没者慰霊式・平和祈念式と長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に衆議院を代表して出席しました。
 広島は8月6日8時15分、長崎は8月9日11時2分に原爆が投下され、放射線、熱線、爆風により、広島では死者約14万人、長崎では死者7万4千人、負傷者7万5千人(1945年12月末の推定)。その後に亡くなられた方は数知れず、今なお被爆2世を含めて後遺症などで苦しんでいる人々がたくさんいます。
 広島に着くと、朝から燦々と照りつける太陽とセミの大きな鳴き声で、まるで61年前のようでした。原爆は広島、長崎を最後にしなければなりません。

 両式典において、広島市長、長崎市長は、世界に向けて核兵器廃絶と恒久平和の実現を切実に訴える「平和宣言」を読み上げました。また広島では子どもの代表による「平和への誓い」が胸に響きました。
 長崎では被爆者代表で82歳の中村キクヨさんが、3年前55歳のとき白血病で亡くなられた被爆2世の次男のことを語り、医師から「次男の広さんの白血病は、母体からもらったものです」と言われたそうで、「戦争が遺す国民や被爆者への贈り物は、未来永劫にもう要らない」と「平和への誓い」として訴えました。
  それに対して小泉総理の挨拶は、役所が書いた文章をただ読むだけで、核廃絶への誠意も真心も感じられない挨拶で本当に情けなくなりました。

 式典に参列する前日、広島、長崎の原爆資料館をあらためて訪問しましたが、原爆の恐ろしさ、平和の尊さを痛感。
 ぜひ先進国首脳会議(サミット)を広島、長崎で開催し、世界の首脳たちに原爆資料館を見学させ、原爆の恐ろしさと同時に今なお苦しんでいる被爆者の方々のお話しを聞かせるべきです。
(写真は長崎で献花する横路副議長)