新年度予算で政策の大転換を!

 

 皆さんこんにちは、横路孝弘です。
 国会では今年度の補正予算がすでに成立しておりまして、いま来年度予算の審議が衆議院で最終段階です。
 衆議院で成立すれば参議院へ行くことになりますが、予算が成立しただけではダメでして、税制でありますとか子ども手当でありますとかの予算関連法案、つまり予算を執行するための根拠になる法律が成立しなければなりませんので、いま国会はそこに集中して議論しているところです。

 やはり何としても昨年の総選挙で皆さんと約束をした中身を、これは4年間で実行する中身ですが、出来る事から来年度は手をつけていこうということで進んでいまして、来年度予算で一番大きな伸びが社会保障予算で9.8%です。10年間抑えられてきた医療の診療報酬を引き上げました。
 そして医療崩壊といわれているような救急医療でありますとか小児科、産科、あるいは病院に勤務している人の過酷な労働条件を考えまして、そういうところに手厚い診療報酬の改定を行ったということです。
 まだまだたくさんの要望があると思います。たとえば医療費総体についても、私どもは4年間でOECD各国の平均くらいまで引き上げていこうということを約束しています。

 財源が大変厳しい中でいっぺんにはなかなかできませんので、当面緊急に対応するところから政策を選択して進めているということですが、社会保障の予算は9.8%の伸び。
 そして地方の財政支援は5.5%の伸びということで、つまり小泉政権以来進めてきた構造改革、社会保障をカットし地方財政をカットしてきた政策の大幅な転換を図るというのが来年度予算でございまして、これが成立すれば日本の地域社会に対して経済の面でも生活の面でも寄与することが間違いなくできると考えています。

 その他、普天間問題など外交問題もたくさんございます。
 私も議長になりまして非常に増えたのは、外国からのお客様が本当に増えたということでございます。それも本当に世界各国、アフリカ、中南米、中近東、全ての国から大統領や総理大臣、外務大臣、あるいは各国議長がやって来られます。

 先日は中南米の大使の皆様とお話をする機会がありました。中南米はいまハイチの大地震で大変大きな被害を受けて、みんなで協力をして再建のための支援をしているところでございますが、日本からの距離も遠いということもあって、必ずしも十分な交流ができているわけではありません。
 しかし、中南米には日本からの移民の多い国もたくさんございまして、そういう国々とももっと緊密に議員間の交流をしていこうということなどを先日話し合ったところでございます。

 今月にはイランからも国会議長がやってきます。イランという国は大変でして、核開発、北朝鮮と同じですね、しかもアメリカを含めてヨーロッパ諸国もなかなか交流ができないという状況にあります。
 そんな意味で、今度国会議長に、やはり核を持つということは何とかやめていただかなければ困るということなどをお話したいと思っています。またぜひ広島か長崎にも行っていただきたいと考えております。

 こういった言わば議員外交の部分も結構忙しくて、お客さまが次から次へという状況にございます。
 そんな中で、新しい政権はいろいろと苦労されながらも、しかし何とか新しい社会をつくろうということで頑張っておりますので、ぜひ皆様方の叱咤激励をいただきまして、これから4年間でお約束したことがしっかりできるように、そのための皆様のご支援を心からお願い申し上げます。
 ありがとうございます。


   2010年 2月 20日

横 路  孝 弘