政権交代実現!国会活性化に向けて

 

 皆さんこんにちは、横路孝弘です。
 8月30日投票日、総選挙は、本当に皆さんの大きなご支援を頂きまして、長い間待ち望んでおりました政権交代を実現することができました。
 これから4年間、マニフェストで掲げた公約を中心に、しっかりと実行していくために頑張っていきたいと考えております。

 鳩山内閣がスタートいたしまして、大臣や副大臣などは力のある人が揃っておりますから、順調にスタートしたと思っています。
 しかし本当に真価が問われるのは、国会での論戦を経てということになりますので、やがて開かれる臨時国会でしっかりした議論が行われることを期待しております。

 私は図らずも衆議院議長に就任いたしました。
 国会はご承知のように、憲法で国権の最高機関であり、唯一の立法機関であると規定されています。
 議院内閣制ではありますが、やはり三権分立というのは民主政治の基本でありますから、立法府は法律をつくること、そして行政についてチェックをしっかりすること、そのために国政調査権や質問する権限が国会議員に与えられているわけでありまして、私どもは国会のそうした機能をしっかりと果たしていかなければならないと思っています。

 従来から国会の活性化、そして国会の論議を含めて、国民の皆さんの信頼を議会がどのように得ていくことができるのか、いろいろと議論や改革を積み重ねて参りましたが、そのうちのひとつが議員立法なんですね。政府が出す法案を審議するだけではなくて、議員自らが地域の皆さんの様々な声を聞いて、そしてそれを法律にしていこうと。
 特に民主党は結党以来、「市民政策調査会」というのを党の外につくりまして、NGOやNPOなど地域で活動している様々な団体の声を受け止めて、そして新しい法律をつくろうとか、法律の改正をしようというときには、「市民政策議員懇談会」というのがありまして、私はその会長をして参りましたが、そこがバリアフリー法でありますとか、フリースクールの問題ですとか、様々な問題を何十となく取り上げて活動して参りました。
 そして議員立法もこの頃は増えてきて、先の国会では議員立法の数のほうが政府提案の閣法よりも多くなりまして、議員提案の法律もだいたい3割くらい成立するようになりました。

 そんな意味では非常に活性化してきたわけでございますが、ただ最近、民主党の中から、政府・与党一体だから議員立法はしないというような議論が行われていますが、これはやや国会の機能についての認識が充分ではないのではないかというように思っています。
 議院内閣制とはいえ、やはり国会というのは行政をチェックする機関でありますし、政府が出した法案で、国会の委員会で議論すれば各党揃って「これはやはり修正したほうがいい」とか、「いろんな条件をつけたほうがいい」とかいうこともありますし、臓器移植法のように政府がなかなか取りまとめて法案を出すということができない中で、国民の様々な声が強いというと議員が中心となっていくつかの臓器移植法改正案が出ましたけれども、議論して、党派を超えて、これがいま必要だということで審議をするということなども大変重要な課題ですから、そうした点を含めて国会の活性化ということに議長として努めていきたいと考えております。
 したがって、議員立法はもとより、国政調査権を使って、今までの行政のどこに問題があったのかということを明らかにすることも政権交代した政権の役割であると同時に、議会の役割でもあります。

 今回の政権交代で非常にいいと思うのは、日本に政権交代の政治的な風土がこれで定着することを期待しています。政権交代があれば、政府の秘密だとか腐敗だとか、あるいはムダ使いなどはなくなるんですね。こうしてより民主的な政治が日本につくり上げられていくと思います。

 政府も頑張り、国会も頑張って、より良い日本をつくっていくために、私も努力していきたいと考えておりますので、皆様方の民主党へのご支援、ご理解、そして国会の運営にもぜひ注目していただければと思います。
 ありがとうございます。

   2009年 10月 11日

横 路  孝 弘