新年のご挨拶
「一本の鉛筆で、みんなで世の中を変えよう!」

 

 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 総選挙はとうとう年を越してしまいましたが、しかし今年9月で任期満了ですから、今年中に総選挙があります。
 みんなで投票所に行って、投票所の一本の鉛筆で世の中を変える第一歩を踏み出しましょう。

 アメリカではオバマさんが新しい大統領に当選して、今月中に就任いたします。8年間のブッシュ政権。世界を混乱に陥れ、そして経済も皆さんご承知のような状況を生み出したその張本人が辞めることになったわけです。日本もそうしようではありませんか。
 日本にとって歴史的な一年になりますように、私も頑張っていきたいと思います。

 オバマ大統領のシカゴにおける勝利演説の最後はこういう行です。
 「人々に仕事を戻し、子どもたちに機会の扉を開こう。繁栄を再建し、平和の大義を推進しよう。生きている限り、我々は希望を持ち続けるのだ。疑問や猜疑心があったら、あるいはどうせ出来やしないと言う人に出会ったら、それに対してこう答えよう、私たちは出来るんだ!Yes we can!」
 と彼は演説の最後を締めくくりました。

 日本も変わることができます。みんなでやれば必ずそれは実現するのです。
 いま民主党は政権準備をしっかりと進めています。政権を取ったらまず必要なことは何か、政策を実行する工程表をつくって、いま3つの段階に分けています。
 政権担当直後の予算編成で実現するもの。そして法律の改正が必要なものは、法律の改正を1年ないし2年で実現する。そして政権の期間内で実現するものと、3つの段階に分けて、公約を皆さん方に具体的にお示ししています。

 そして日本の現状を変えるために必要なことは何といっても、官僚に丸投げの今までのあり方をまず変えるということだと思います。
 政権交代がなく、官僚に依存してきた自民党政治が長い間続いて、それが官僚の腐敗を生んでいるわけです。
 やはり行政をしっかりと国民がコントロールする、そして国民のための組織に変えていかなければなりません。
 そのために、21の特別会計のあり方や、補助金のあり方、こういったような従来中央政府や自民党が地方や業界をコントロールし、そして規制をし、そこに天下りしてきたそういう構図構造をしっかりと壊さなければいけないと思っています。

 今の世の中、何が必要か。やはり人々に仕事があって、その仕事を一生懸命やれば、その収入で生活できるということが社会の基本なんですね。そこが崩壊してしまった。
 だから最近、例えば15歳の子どもについて世界的に調べた中で、孤独だという子どもが日本で30%もいるんですね。これは平均7%くらいなんですが、日本が圧倒的に多いんですね。子どもばかりではなくて、大人もそうなっています。
 人々は家族や友人や社会とのつながりの中で生きていくわけで、そういうつながりを失ったときに、人々は孤立し、絶望してしまうんですね。

 その大きな理由は何かというと、やはり失業なんですね、経済的な困窮。
 いまこの厳しい経済の中で、派遣労働者の人が次々とクビを切られています。住むところもなくなってしまうというような状況ですが、そうしたクビ切りを経団連の御手洗会長のキャノンが率先して行う。前会長のトヨタ自動車も率先して行う。商工会議所の会頭は東芝ですが、ここも率先して行う。こういう本当に経営者としてのモラルを失ったような日本の状況、情けない限りです。

 もう麻生内閣は政治課題のひとつひとつを取り上げてはいません。皆さんがよくご存知のとおりであります。
 こういう状況を変えて、新しい日本をスタートさせる、どうかそのためにこの一年、私も力いっぱい頑張ります。皆さんの変わらざるご支援を心からお願い申し上げます。

 今年もどうぞ皆さんお元気で、みんなで希望を持ってこの一年を過ごしていきましょう。

   2009年 1月 1日

横 路  孝 弘