緊急メッセージ

 


 皆さんこんにちは、横路孝弘です。
 国際的にもアメリカによるイラクへの攻撃が差し迫っているという緊迫した状況にあります。また国内的には経済環境が依然として厳しく、来春卒業する高校生や大学生の就職内定率が最悪というような混乱、混迷した時代にあります。
 そんな中で私ども野党第一党の責任は非常に大きいわけでありまして、その責任をはっきり果たすことのできる民主党にしようということで代表選挙に立候補したのですが、残念ながら実現致しませんでした。

 その後、衆参補欠選挙などでも敗北を重ね、11月29日に鳩山代表が記者会見で辞任を表明されました。これは当然、この間の混乱の責任をとられたということで、適切なる判断だったと思いますが、しかしよく聞くとあいまいで、それどころかむしろ自由党と新党をつくろうという話を突然されました。党内では全く議論していないのに、会派統一の問題や新党結成などという行動は本当に許せないものであります。

 民主党は結党して今日まで何回かの衆議院選挙、参議院選挙、あるいは統一地方選挙を経て、これまで多くの国民の皆さんの期待を担ってまいりました。道議会議員の皆さんも市町村議会議員の皆さんも、それぞれ道政や市町村行政の中で民主党の政策を柱にして頑張っているわけでございます。
 このような状況の中で、全国的な大きな組織の責任者であるという自覚の全くない、勝手気ままな行動には本当に怒りを覚える次第であります。鳩山さんには早く辞めてもらって、民主党の建て直しに党内上げて全力で取り組まなければいけないと思っております。

 新民主党、つまり今の民主党は1998年3月にスタートしました。そのときは自由で安心な社会の実現をめざしていこうということで
 @透明・公正なルールに基づく社会をつくっていこう
 A生活者や納税者の立場にたって頑張っていこう
 B経済社会は市場社会であっても、社会そのものは安心・安全が保障され、公平な機会の均等を保障
  する共生社会を実現していこう
 C中央集権的な政府を市民へ市場へ地方へという視点で分権社会へ進めていこう
 D国民主権、基本的人権の尊重、平和主義という憲法の基本精神をさらに具体化していこう
ということなどを理念として結党した政党なのです。

 ところがその後の選挙で若い人たちが入ってきましたが、中には自民党に公認されないので民主党に来たというような人たちもおられて、残念ながら最近は機会があれば自民党に戻りたいというような振る舞いをしている議員が民主党の中にもいることを本当に残念に思っています。自民党の幹部と会食したとか中国へ行ってきたとか、本当に情けない話でして、この際、鳩山代表を代えると同時に、党のこうした体質の改善をしっかりと進めていかなくてはいけないと思っております。

 北海道の国会議員団はほとんど、例外を1〜2人除いて、みんな私と同じような気持ちで頑張っていこうと意思を確認しているところでございます。
 来年4月には統一自治体選挙もあって、新人の候補も出てきますけれども、結党の原点に返って、そして自民党と対抗する民主党にしていかなければいけない、決して民主党を第2自民党、第2保守党にしてはいけない、こんな想いでいっぱいでございます。
 力いっぱい頑張りますので皆さんのご支援をよろしくお願い致します。ありがとうございました。

  2002年11月30日
                                                横 路  孝 弘