代表選挙でのご支援に心から感謝、そしてお詫び

 

 皆さんこんにちは、横路孝弘です。
 民主党代表選挙につきましては、サポーターとしてご協力頂くなど大変ご支援頂きまして、心から感謝申し上げたいと思います。
 私の力不足で、残念ながら敗れてしまいました。申し訳なく思っております。

 しかし今の日本を取り巻く状況は、日本の社会の土台である経済が本当におかしくなって、何とかこれを再生していかなければいけないという大きな課題を抱えております。
 自殺が増え、犯罪も増え、リストラと称する不当ないじめや解雇も増えていますし、あるいは一日の労働時間が12時間、14時間、しかもそれはサービス残業として放置されている、こんな状況があります。
 こういう日本の現状を変えていくためには、自民党としっかりと対抗する野党が必要でして、私の主張は全国各地で皆さん方の共感を得たものと確信致しております。

 鳩山さんが代表になって以来の混迷は本当に申し訳ない、散々たる状況だというように思います。元はと言えば鳩山さんが中野さんを幹事長に指名したことに、鳩山さんを支持してきた特に野田陣営の皆さんからいろんな反発が出て、混乱を続けてしまいました。しかしこれは鳩山さん自身が蒔いた種ですから、しっかり刈り取っていかなくてはいけないと思います。

 私は何とか挙党体制をつくろうということで、最初からそのことは申し上げてきました。結局、挙党体制をつくるということで落ち着くと思います。しかしそれにしても、この間の状況は多くの国民の皆さんの信頼を失ったと、本当に申し訳なく思っております。

 菅さんとも話をしていますけれども、いずれにしても今やらなければいけない政治課題はたくさんありまして、そのことに全力を尽くしていこうと、それから来年4月には統一地方選挙もありますから、地方議員の方たちや地域の声をしっかり踏まえていくように、今まで以上に地域と一緒に歩いていこうではないかということも話をしながら、何とか民主党の再生のために頑張ってまいりたいと思っております。
 本当に皆さんから様々なご支援、ご協力を頂きながら、今日のような状況になったことを申し訳なく思っております。

 日朝国交回復交渉が小泉さんと金正日総書記との会談で軌道に乗る方向で進んでいますが、拉致問題をめぐるこの間の状況は本当にけしからん話だと思います。しかもこういうことを国家として認めたわけですから、拉致された人がどのように連れ去られたのか、もし本当に亡くなってしまっているとするならばどうやって亡くなったのか、連れ去ったのは北朝鮮の国家機関のどういう組織で、誰の責任のもとで、どういう支持に基づいて行なわれたのかということをはっきりさせて、そして国家としての補償やあるいは内部的な処罰などを明確にすべきだと思っています。

 同時に、北朝鮮が中東地域と並んで紛争の恐れのある地域といわれたわけですから、朝鮮半島全体の平和と安定ということは今とても大事なことであります。
 ですから、しっかりと国交回復交渉の中で拉致問題の解決を図りながら、同時に朝鮮半島における信頼醸成措置をどうつくっていくのか、二度と不審船問題が起きないようにどういう具合にやっていくのかという仕組み、枠組みをつくっていく必要があります。
 これには例えば北朝鮮、韓国、中国、ロシア、アメリカ、日本といった6者会談による北東フォーラムといったものも必要です。そして核やミサイルの問題についても国際的な取り決めを遵守するということが約束されたわけですから、そのことの中身をさらにこれから具体化していくことが必要ではないかと思っております。

 今を取り巻く当面の課題は、何といっても経済の再生です。倒産を防ぐ、雇用を確保することが最重要だと思います。
 これからも頑張って参りたいと思います。ありがとうございました。

  2002年9月28日
                                                     横路 孝弘