新年ご挨拶


 


 皆さん、明けましておめでとうございます。この新しい年、2002年をどのようにお迎えでしょうか。

 21世紀の初めの年であります2001年は、本当にひどい1年だったなという思いが致します。20世紀は戦争と殺し合いの世紀でしたから、21世紀は何とか平和な世紀にしていきたいという想いでみんながスタートしたわけですが、この1年間はまた戦争と殺し合いが始まってしまいました。
しかもその戦争に、この50年間全く参加しなかった日本が自衛隊を送って参加するということになってしまいました。
 私はこの自衛隊を海外に出兵する法案といいますか、承認案件に反対しました。私は党の幹部で、党の決定は大事ですけれども、しかし戦争問題ということになりますとそれ以上にやはり議員一人一人の良心が問われるわけでして、今回の選択は正しい選択だったと、このように思っています。

 自民党に代わって、何とか新しい政治を実現するために民主党を育てていきたい、そんな想いで民主党の結党に参加して、今まで一生懸命やってきたわけですが、残念ながら最近の民主党は野党なのか与党なのかさっぱりわかりません。特に代表の様々な言動から「第二与党」ではないかと国民の皆さんから見られてしまっていることを本当に残念に思っています。

 日本の今の経済も社会状況も最悪の事態です。これからの1年間、小泉内閣が政権を投げ出さざるを得ないような、そんな破局がやってくる危険性、可能性もないわけではありません。それだけに、私ども民主党がしっかりしていかなくてはいけないと、こんな想いで去年の暮れに同志が集まりました。
 民主党を政権の担える政党にしていこう、生活者の立場に立って政策をつくり、たくさんの人々が安心して生活できるようにしよう。そして人々が生活していくうえで大事なのは何といっても平和ですから、平和な日本を創る、そんなことに努力できる民主党にするためにこれからも頑張っていきたいという熱意を持った新しい同志を募ってスタートしたところでございます。

 本当に大変厳しい状況の1年になると思いますが、他方で、世界中の障害者の人たちが集まって、バリアフリーな世の中をつくっていこうと話し合う「DPI世界会議」という大変大事な会議が札幌で開かれます。これは私の知事時代からの懸案事項でもありますので、この成功に向けて努力していきたいと思っていますし、同時に日韓共同のワールドカップサッカーが札幌でも開催されるわけでして、人々がこういった平和的な集まりでその友情が大事にされていくような世界にしていきたいと思っています。
 どうか皆さん方もご健康で幸せな1年になりますように心からお祈り申し上げます。

  2002年 元旦
                                                    横 路  孝 弘