新世紀を迎えて


 


 新年そして新世紀明けましておめでとうございます。謹んで新春のお慶びを申し上げます。
 昨年の衆院選では、あたたかいご支持・ご支援を頂きましたことに心から感謝申し上げます。皆様のご期待に応えるためにも、力いっぱい頑張っていこうと決意も新たに致しております。

 21世紀は人類にとって希望の時代となり、平和とともに地球環境が守られ、貧困のない世界にしなければなりません。
 20世紀ほど人々が殺しあった時代はありません。日本のアジアへの侵略戦争や太平洋戦争で2千万人以上(日本人は310万人)が死んでいるのです。しかも未だアジア太平洋地域に日本兵の遺骨が放置され、中国には多くの孤児が残されています。北朝鮮とは戦争の終結処理もされていません。
 一日も早く戦争に関わるアジア諸国との諸問題を解決して、平和に向けてのスタートを切らなくてはなりませんし、核廃絶を実現しなくてはなりません。

 世界の貧困も深刻です。世界各地の紛争の多くは、民族間や宗教間紛争の形をとっていても貧困が原因なのです。軍事力では解決できません。
 WHOの報告書によると、アフリカ南部では2530万人のエイズ感染者が生活しており、10人に1人の子供がエイズで母親を亡くし、2010年までに4千万人の孤児ができると予測しています。
 国連PKOが派遣されているシエラレオネの平均寿命は34.3才。世界の中で、貧困解消のため日本の果たす役割も大きくなっています。

 いま日本の国民の多くは将来に対して大きな不安を抱いています。それは「雇用の不安」「年金の不安」そして「増税の不安」です。これらはバラマキ予算型の連立政権では解消できません。内閣不信任案に大多数の世論が賛成した理由もそこにあります。

 国民が日本の政治や民主党に求めていることは、憲法改正でも教育基本法改正でもありません。
 将来への不安を解消し、必要な改革<行政改革・税制改革・公共事業改革>と社会保障の新たなシステム構築を行うことです。
 市場は自由・透明・公平さが必要ですが、社会は競争と効率ではなく協力し合う社会でなければなりません。

 今夏の参院選、そして次の衆院選を勝利するためにも、政権交代を競い合える民主党の姿をもっと明らかにし、これからも全力で頑張ってまいります。今後も変わらぬご支援をよろしくお願い致します。
 皆様のご健勝・ご活躍をお祈りし、新年のご挨拶と致します。

     2001年1月1日
                                                横  路  孝  弘