KSD疑惑の自民・小山孝雄参議逮捕で談話発表
2001年1月16日

 民主党のKSD不正疑惑追及委員長である横路孝弘は16日、KSD疑惑に絡み自民党の小山孝雄参議院議員が受託収賄容疑で逮捕されたことについて談話を発表した。

小山孝雄参議院議員の逮捕について(談話)

1.本日、KSD(財団法人ケーエスデー中小企業経営者福祉事業団)疑惑にからみ、自民党の小山孝雄参議院議員が受託収賄容疑で逮捕された。小山議員はKSD疑惑の中心人物である自民党村上正邦参議院議員の側近であり、一連の疑惑に深く関与しているといわれていることから、捜査当局による徹底的な真相の解明を求めたい。

2.KSDについては、公益法人の看板のもと中小企業経営者や個人事業主107万人から毎年250億円もの巨額の資金を集めながら、本業である災害補償事業にはその3割しか払わず、残りは自民党政治家への献金やすでに逮捕された古関前理事長の私的な支出、天下り官僚への高額報酬に流用するなど、政官業癒着のもとで中小企業経営者や個人事業主を食い物にする実態が明らかになりつつある。

3.さらに、KSDは、組織的な幽霊党員集めや数億円ともいわれる党費の肩代わりを行うなど、実質的に村上議員や小山議員の選挙マシンとして動いている実態も暴かれつつある。まさにこれが参議院自民党比例区の政官業癒着型選挙の象徴であり、このような実態を覆い隠すために参議院の選挙制度改革を強行した与党の姿勢に対して、改めて強く抗議したい。

4.民主党としては、近く開会する通常国会において、小山議員はもちろんのこととして、疑惑の中心人物である村上議員、KSDから1,500万円の資金提供を受けた額賀福志郎経済財政政策担当大臣、さらには自民党や監督官庁である労働省、文部省などの責任を厳しく追及するとともに、今夏行われる参議院選挙において、自民党による利益誘導政治に終止符を打つ覚悟であることを強く申し上げたい。