「障害者差別禁止法」実現に向けて全力で取り組む!
第6回DPI世界会議札幌大会 開会式で挨拶


DPI札幌大会開会式で挨拶する横路孝弘
2002.10.15

 世界各国から障害者ら約3000人が集まり、障害者の自立、人権擁護などの問題を話し合う「第6回障害者インターナショナル(DPI)世界会議」札幌大会が、札幌の道立総合体育センター(きたえーる)で4日間の日程で開催されました。

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第6回DPI世界会議札幌大会開会式

 初日の15日は開会式が行なわれ、横路孝弘は超党派の国会議員でつくる「障害者国際会議推進議員連盟」を代表して挨拶しました。



第6回DPI世界会議札幌大会開会式 挨拶
障害者国際会議推進議員連盟
会長代行 横路 孝弘  

 皆さんこんにちは。
 ジョシュア・マリンガDPI世界議長をはじめ、世界各国、全国各地からようこそ札幌へお出で下さいました。心より歓迎申し上げ、本大会の開催をお祝い申し上げます。

挨拶する横路孝弘 私は、200名を超える超党派の国会議員で作っております「障害者国際会議推進議員連盟」の会長代行、衆議院議員の横路孝弘です。議員連盟会長の橋本龍太郎元総理大臣が公務で海外出張中でございますので、私が代わってご挨拶申し上げます。

 まず、この大会の開催と成功に向けて、長い間大会誘致や準備を進めてこられたDPI日本会議ならびに組織委員会の皆さん、スタッフの皆さん、そして様々なボランティアでご協力を下さっている皆さんに心から敬意を表したいと思います。

 私たち議員連盟は、「アジア太平洋障害者の10年最終年記念フォーラム」「リハビリテーション・インターナショナル世界総会」、そしてこの「第6回DPI世界会議札幌大会」をバックアップするために2年前に結成されました。

 日本でもここ数年のうちに「交通バリアフリー法」や「ハートビル法」などを成立させ、交通手段や建物のバリアフリーとアクセスビリティーを進めてきました。
 また、チャレンジする全ての人々に公平なチャンスをと、いわゆる「欠格条項」の見直しに着手しています。

 しかしまだ、教育、経済、社会生活などすべての分野で差別や不自由が存在しますので、障害をもつ人々の社会参加を本当に実質的に保障していく上で「障害者差別禁止法」の制定は、いま基本的課題になっていると思います。

 国際的にも「障害者権利条約」が一日も早く国連で正式に決定され、世界各国がそれを批准し、その内容の具体的実現に向かって、それぞれ努力できる日の来ることが待ち望まれています。

 議員連盟に所属する国会議員として、政府レベルにおいて、国内外でこの課題に対してリーダーシップを取るように働きかけていきたいと思います。

 これまで世界は、戦争と貧困によっておびただしい人々の生命を奪い、新たな障害者を生み出してきました。
 私たちは、戦争や貧困、そして様々な環境破壊が障害者問題と密接な関係にあることを強く深く認識し、その根本的解決に向けても力を合わせていかなければなりません。
 世界では、現在も残念なことに、そうした危機的状況が存在し、拡大されようとしています。

 「平和」が何より大切だということをベースにして、「人間としての基本的権利」「完全参加と平等」の実現に向けて、お互いにそれぞれの場で努力することを誓い合い、今大会の成功と実り多いことをお祈りして、ご挨拶と致します。


DPI札幌大会会場内