移動の権利を保障する社会を!
『交通バリアフリーシンポジウムin北海道』
2000.2.19

パネルディスカッションでは横路孝弘がコーディネート担当


 障害者、高齢者、妊産婦などが安心して移動できるまちづくりを進めようと、民主党が進めている交通バリアフリー法案に関するシンポジウム「バリアフリーな社会を求めて!」が2月19日、札幌市内のホテルで開かれ、障害者、高齢者など移動制約がある当事者多数を含む約300人の市民が参加しました。

横路孝弘(写真左)がコーディネートを務めたシンポジウム 集会は昨年末に民主党が提案した交通バリアフリー法案への意見、提案を出し合い、国会論議に反映させようと開かれました。

 はじめに交通バリアフリー法案民主党案をまとめた「民主党・高齢者・障害者の交通アクセスに関するプロジェクトチーム」座長の玉置一弥衆院議員(京都6区)が、民主党案を説明しました。
 玉置議員は当事者や識者との連携による民主党案作成に刺激される形で急遽まとめられた政府案と、民主党案との違いを解説。民主党案の特徴として、措置命令・罰則を規定して強い拘束性を持たせたこと、基本方針や整備指針策定にあたり市民参加を保障していることなどを挙げ、政府案の不充分さを強調しました。

 日本赤十字北海道看護大学教授の中岡良次さんが「移動制約者の交通問題」と題して講演し、バリアフリーを考えるにあたっての視点を提起。続いて佐々木修一さん(札幌市障害福祉部長)、西村正樹さん(DPI世界会議札幌大会組織委員会事務局長)、竹田保さん(小規模作業所ホップ代表)、菅野恵一郎さん(全国自動車交通労組連合会・札幌地方連合会書記長)、玉置一弥衆院議員、の5人をパネラー、横路孝弘衆院議員をコーディネーターに「交通バリアフリー法案に望むもの」をテーマにしたパネルディスカッションが行なわれました。

 パネルディスカッションで横路孝弘は、「駅やホテルなどは、作ってからバリアフリーの改修工事をすると多くの費用がかかる。設計段階でユニバーサル(誰もが利用しやすい)設計の思想を持って作ることが大切だ」と述べました。

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